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三菱長崎造船所 第三ドック・同木型工場

現存する往時のドックと三菱最古の赤煉瓦建物

同木型工場。現在は資料館となっている。

同木型工場。現在は資料館となっている。

三菱合資会社三菱造船所は、官業の払い下げを受けると小菅修船場の他に飽の浦地区に次々とドックを建設し、長崎の造船業は黄金期を迎えた。なかでも第三ドックは明治38年(1905)に建設され、当時の姿を残しいまも稼働中のドックだ。そのドック内の壁面全体は石積みで造られた。

当時、作業効率を上げるために飽の浦地区と立神地区のドック間を結ぶ通路としてトンネルが建設されたが、そのトンネルは現存し、いまも作業員の移動に使用されている。

いっぽう三菱重工業発祥の長崎造船所に現存する最も古い赤煉瓦の建物は、明治31年(1898)7月に三菱造船所の鋳物工場に併設された「木型場」として建てられたもの。木型場とは、鋳物製造用の溶けた金属を流し込む鋳型を作るために、あらかじめ木で模型を作る作業をする場所のこと。

昭和57年(1982)に新しい木型場が完成したため、この木型場の建物は、現在、三菱重工業(株)長崎造船所資料館として残され、歴史の変遷や技術の進歩を物語る機械や資料など約900の品々が展示されている。

三菱長崎造船所第三ドック。

ACCESS

飽の浦神社バス停下車。

DATA

資料館
所在地:長崎市飽の浦町
問合せ:TEL095-828-4134
    (資料館 要事前予約)
開館時間:9時〜16時30分
    (土日祝日・12月30〜1月3日休館)
入場料:無料